月刊誌リジョイス 聖書日課 2020年11月29日(日)

マタイ25章31-46節 神と共に生きる

  

「人の子は、栄光に輝いて天使たちを皆従えて来るとき、その栄光の座に着く。そして、すべての国の民がその前に集められると、羊飼いが羊と山羊を分けるように、彼らをより分け、羊を右に、山羊を左に置く。」(マタイ25:31-33)

 このところでは、この世界の終わりの時の様子が描き出されています。その中心におられるのは栄光に輝く主イエス・キリストです。

 ここに2種類の人たちが登場します。一方は羊、もう一方は山羊にたとえられています。それぞれの行いに従って報いがある、とあります。羊は主を信じて歩んだ人たちで、山羊は主を信じることなく歩んだ人たちです。

 恐ろしい話だと思われるかもしれませんが、大切なテーマは、終わりの日に、私たちが思いもよらないような神からのお言葉が待っているということです。さらに、私たちが覚えておきたいのは、この聖書の箇所は弟子たちを励ますために語られた、譬え話のまとめだということです。ここまでの10人のおとめたちの譬え、タラントンの譬えも、私たちへの励ましのお言葉です。

 私たちが主イエスの弟子として生きる先には、身に余るような祝福の言葉が待っています。私たちは自らのみすぼらしさ、罪深さに悩みつつ歩んでいます。しかし、主イエスは私たちに明るい見通しを持っておられます。私たちは、この主のまなざしで自らを見直すことに招かれています。

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