月刊誌リジョイス 聖書日課 2020年11月13日(金)

黙示録7章 目から涙をぬぐわれる

  

「彼らは、もはや飢えることも渇くこともなく、
太陽も、どのような暑さも、
彼らを襲うことはない。
玉座の中央におられる小羊が彼らの牧者となり、
命の水の泉へ導き、
神が彼らの目から涙をことごとく
ぬぐわれるからである。」(黙示録7:16-17)

 終わりの日に至るまで、神の僕たちには艱難が続き、この世界にもさまざまな天変地異が起こります。それまで終わりは来ません。なぜなら、「我々が、神の僕たちの額に刻印を押してしまうまでは、大地も海も木も損なってはならない」と言われているからです(3節)。

 神は、悔い改める僕たちの数が満ちるのを忍耐して待っておられます。信仰者がもっと起こされるのを待ってくださるのです。「彼らは大きな苦難を通って来た者で、その衣を小羊の血で洗って白くした」者たちです(14節)。神は、その彼らの額に刻印を押されます。すなわち、キリストの十字架の血によって清められた信仰者は、神の国を受け継ぐ保証として聖霊による証印を与えられるのです(エフェ1章13節)。

 信仰に生きる時、私たちは艱難や迫害、時に殉教を経験するかもしれません。けれども、私たちの悲しみや労苦は決して無駄にはなりません。主は、私たちの「牧者となり、命の水の泉へ導き」、私たちの「目から涙をことごとく」ぬぐいとってくださいます。

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