月刊誌リジョイス 聖書日課 2020年11月10日(火)

黙示録4章 天上の礼拝に連なる恵み

  

玉座に座っておられ、世々限りなく生きておられる方に、これらの生き物が、栄光と誉れをたたえて感謝をささげると、24人の長老は、玉座に着いておられる方の前にひれ伏して、世々限りなく生きておられる方を礼拝し、自分たちの冠を玉座の前に投げ出して言った。(黙示録4:9-10)

 4章には、キリストからヨハネに示された天上の幻が記されています。それは、天の玉座の周りで、24人の長老と四つの生き物が神を礼拝している幻です。

 「白い衣を着て、頭から金の冠をかぶった24人の長老」(4節)とは、キリストの勝利にあずかり、贖われ、天に召されたすべての聖徒たちを象徴しています。また玉座の周りにいる一面に目があり、六つの翼を持った四つの生き物は(8節)、ケルビムと呼ばれる天使たちを象徴しています(エゼ1章、10章)。そして、四つの生き物は、昼も夜も絶え間なく、神を讃美し、長老たちも、「自分たちの冠を玉座の前に投げ出し」、万物の創造者である神を礼拝しています。

 私たちが主の日に献げる礼拝は、この天上の礼拝に連なる礼拝です。天上のキリストと共に、聖徒たちと共に献げる礼拝です。この地上で、どんな試練が襲おうとも、私たちには既に天の門が開かれています(1節)。天上のキリストを見上げ、心を高く上げて神を礼拝することこそ、困難に打ち勝つ力です。主なる神は、この礼拝へと私たちを招いておられます。

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