月刊誌リジョイス 聖書日課 2020年10月10日(土)

雅歌6章 愛の新しい段階

  

恋人よ、あなたはティルツァのように美しく
エルサレムのように麗しく
旗を掲げた軍勢のように恐ろしい。(雅歌6:4)

 喪失感にとらわれた妻を励まそうと、おとめたちは歌うのですが(1節)、その必要はないようです。再び撚りは戻って、二人のラブソングが歌い交わされるからです。

 結婚してもなお男性が妻をほめ続けることは、大切です。興味深いのは、以前には語られなかった表現が出てくることです。

 「あなたは…美しく…麗しく…恐ろしい」(4節)!

 これは、優しく可憐だった女性が、結婚後に豹変したということではありません。美しさも麗しさも堅固な町にたとえられているように、女性の持つ強さのことです。

 その強さを、男性は目からも感じ取ったようです。鳩のように愛くるしいと称えられた目も、男性が直視できないほど「混乱させる(圧倒する)」力を秘めていることに気づいたからです(5節)。

 さらに、女性が「かけがえのない」独り娘であることも、明らかにされます(9節)。

 結婚を経て、単なる性愛の対象ではない、相手が持つ人間としての尊厳、一個の人格が持つ強さ、親との関係など、見えていなかったことが見えてきます。

 愛の新しい段階です。

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