月刊誌リジョイス 聖書日課 2020年9月30日(水)

アモス7章 預言者のために

  

アマツヤはアモスに言った。
「先見者よ、行け。ユダの国へ逃れ、そこで糧を得よ。そこで預言するがよい。だが、ベテルでは二度と預言するな。」(アモス7:12-13)

 アモスには三つの幻が示されます。最初の二つの幻(いなごと審判の火)が示されたとき、彼はイスラエルのために執り成し、主は思い直してくださいました。しかし、三つ目の幻では、下げ振りという垂直を見るための道具を北王国イスラエルの真ん中に下ろす、と主はおっしゃいます。「もはや、見過ごしにすることはできない」、お前たちの道を真っ直ぐに正せ、と。

 そのことを告げるアモスを妨げて、北王国に仕えるベテルの祭司アマツヤは言います。「先見者よ、行け。ユダの国…で預言するがよい。だが、ベテルでは二度と預言するな」。人は、主の裁きの御言葉、悔い改めが求められる言葉は聞きたくありません。耳に痛い言葉を語る人を避けたがるものです。

 ですから、パウロは言います。「だれも健全な教えを聞こうとしない時が来ます。そのとき、人々は自分に都合の良いことを聞こうと、好き勝手に教師たちを寄せ集め、真理から耳を背け…ます。しかしあなたは、どんな場合にも身を慎み、苦しみを耐え忍び、福音宣教者の仕事に励み、自分の務めを果たしなさい」(2テモテ4章3-5節)。

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