月刊誌リジョイス 聖書日課 2020年9月20日(日)

マタイ18章15-20節 キリストの真実のゆえに

  

「はっきり言っておく。あなたがたが地上でつなぐことは、天上でもつながれ、あなたがたが地上で解くことは、天上でも解かれる。…二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。」(マタイ18:18,20)

 私たちに与えられている権威の途方も無さに驚かされます。神の国の扉を開いたり、閉じたりする権威が与えられています。果たして誰が、このような権威を担うことができるでしょうか。

 キリストは言われました。「どんな願い事であれ、あなたがたのうち二人が地上で心を一つにして求めるなら、わたしの天の父はそれをかなえてくださる」。その「願い」とは何でしょう。「兄弟があなたに罪を犯したら」(15節)と言われています。赦すことです。罪を犯した兄弟を赦すことへと祈りは向かいます。そう祈るとき、私たちはもはや孤独ではありません。地上において、心を合わせて祈る兄弟姉妹が与えられています。たとえ一人で祈るとしても、天におられるキリストと結び付けられています。

 キリストは言われます。「二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである」。私たちはキリストの約束の中に入れられています。誰がキリストの約束を疑うでしょう。この方は真実な救い主です。この方に私たちが赦しを請い祈るとき、確かにそこに神の国の扉は開くのです。

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