月刊誌リジョイス 聖書日課 2020年9月 6日(日)

マタイ16章13-20節 キリストこそ救い主

  

シモン・ペトロが、「あなたはメシア、生ける神の子です」と答えた。(マタイ16:16)

 イエス・キリストを何者だと言い表すのでしょうか。このことはまさに、私たちの生死を分ける重大な問題です。キリストのことをどれほど偉大な人物であると言い表したとしても、それだけではわたしの救いとはなりません。なぜなら、優れた人なら世の中にいくらでもいるからです。キリストをそれらの人びとと同列に並べて、優れた人であると告白したところで、わたしの人生にはなんの影響を与えることもありません。

 しかし、ひとたびこの方を「あなたはメシア、生ける神の子です」と告白するなら事態は変わって来ます。キリストをこのように告白するとは、キリストとわたしとが、「あなたとわたし」の関係になることを意味します。そして、そのような関係になることこそ、キリストが願っておられることです。

 キリストを救い主と告白することは、この方をわたしの人生に迎え入れることです。この方がわたしのすべての罪を担い、十字架に架かってくださったと信じることです。その時、キリストはもはや遠く離れた存在ではなくなります。わたしにとって唯一無二のお方となるからです。

Copyright (C) 2020 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.