月刊誌リジョイス 聖書日課 2020年8月28日(金)

エレミヤ42章 行くべき道を祈り求めるとき

  

「今、あなたたちはバビロンの王を恐れているが、彼を恐れてはならない。彼を恐れるな、と主は言われる。わたしがあなたたちと共にいて、必ず救い、彼の手から助け出すからである。」(エレミヤ42:11)

 イシュマエルが総督ゲダルヤを暗殺し、ミツパにいたユダの人びと、また、哀願した10人を除く70人の巡礼者たちを虐殺した後のことです。カレアの子ヨハナンと軍の長たちは、イシュマエルのもとから助け出した人々を連れて、エジプトに向かおうとしていました(41章16、17節)。

 このとき、カレアの子ヨハナンとホシャヤの子をはじめ、すべての軍の長と民の全員が、預言者エレミヤを訪ねて、自分たちの行くべき道について答えを求めました。十日たって、主の言葉がエレミヤに臨みました。それは、民の意に反して、エジプトに行かずに、この国にとどまるように命じるものでした。主は、バビロンの王を恐れないように命じて、「わたしがあなたたちと共にいて、必ず救い、彼の手から助け出す」と約束してくださいました。

 私たちも、主の御心を求めて祈ります。そのとき、先に自分の考える道を心に図りながら、祈っていないでしょうか。主の御心は、私たちの考えとは違うかもしれません。道のすべてを主に明け渡すとき、主は、私たちに本当に行くべき道を示し、すべてを守ってくださいます。

Copyright (C) 2020 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.