月刊誌リジョイス 聖書日課 2020年8月18日(火)

エレミヤ33章 その御名は主

  

主はこう言われる。創造者、主、すべてを形づくり、確かにされる方。その御名は主。「わたしを呼べ。わたしはあなたに答え、あなたの知らない隠された大いなることを告げ知らせる。」(エレミヤ33:2-3)

 ここでは「再び」という言葉がキーワードになっています。10、12、13節に繰り返し登場し、11節では「初めのときのように回復する」とあります。「回復」とはまさに「再び」もとの状態に戻すことです。

 この回復のために、鍵となる存在がおられます。それが15節に登場するダビデのための「若枝」です。この「若枝」は23章5、6節でもそうですが、ここでもダビデのために王座につく者と言われます。公平と正義をもって国を治めるお方です。

 このお方が告げ知らせるメッセージの中心は、罪からの清め、赦しの約束です。主は契約に従って、この約束を果たしてくださいます。

 神はイエス・キリストを仲保者として恵みの契約を結ばれました。罪の赦しは、この恵みの契約に沿って実現されました。それはまさに「初めのときのように建て直す」(7節)という創造の回復です。

 だからこそ、廃虚の中から再びあがる声は、11節のように創造の時に与えられた喜びの声です。教会の礼拝は私たちをこの賛美をささげる喜びへと招きます。

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