今月は戦争と平和を特に覚える月です。現在も世界ではさまざまな争いが至るところで起こっています。はたして争いや対立、戦争や紛争がなくなる日は来るのでしょうか。戦争や紛争が津波や地震などの「天災」ではなく、人の心の中に生じる他者への怒りや憎しみやねたみなどに起因する人為的な「人災」であるとすれば、それを未然に防ぐことは、困難を伴うとはいえ、決して不可能ではないはずです。肉の業は明らかです。それは、姦淫、わいせつ、好色、偶像礼拝、魔術、敵意、争い、そねみ、怒り、利己心、不和、仲間争い、ねたみ、泥酔、酒宴、その他このたぐいのものです。…
これに対して、霊の結ぶ実は愛であり、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、節制です。(ガラテヤ5:19-23)