月刊誌リジョイス 聖書日課 2020年7月31日(金)

ホセア14章 いやし、愛する神に立ち帰ろう

  

わたしは背く彼らをいやし
喜んで彼らを愛する。
まことに、わたしの怒りは彼らを離れ去った。(ホセア14:5)

 神はアッシリアを用いて、神から離れたイスラエルの民を裁かれました。「サマリアは罰せられる。その神に背いたからだ」(1節)。アッシリアの兵士たちはサマリアの住民を殺し、幼子を殺し妊婦を引き裂きました。

 戦争の厳しい現実があります。なんと残酷なことが聖書に記されていることかと思われるかもしれません。しかし、これが人間の罪の姿を語る聖書の真実です。ですから、ホセアは「イスラエルよ、立ち帰れ、あなたの神、主のもとへ」と招きます(2節)。悔い改めて立ち帰る魂を神は軽んじることはありません。「わたしは背く彼らをいやし、喜んで彼らを愛する。まことに、わたしの怒りは彼らを離れ去った」と記されています。神は悔い改めて立ち帰る者を祝福してくださいます。

 私たちのそれなりの日々の生活も神の支えによるものです。それを忘れて高慢になり、偶像礼拝と貪欲に支配され続けるならば、生きて働かれる神は、私たちの罪をも問われるでしょう。「知恵ある者はこれらのことをわきまえよ」(10節)と語るホセアの言葉を心に刻みたいと思います。

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