月刊誌リジョイス 聖書日課 2020年7月22日(水)

ヤコブ4章 神に従う

  

神に服従し、悪魔に反抗しなさい。…神に近づきなさい。そうすれば、神は近づいてくださいます。罪人たち、手を清めなさい。心の定まらない者たち、心を清めなさい。悲しみ、嘆き、泣きなさい。笑いを悲しみに変え、喜びを愁いに変えなさい。主の前にへりくだりなさい。そうすれば、主があなたがたを高めてくださいます。(ヤコブ4:7-10)

 「あなたがたの間に戦いや争いが起こる」とヤコブは言います(1節)。手紙の初めで「十二部族の人たち」、また繰り返し「兄弟たち」と呼ばれるキリストの教会の中に、互いへの敵意があり、蔑み合いや裁き合いがあるというのです。現実の言葉や行動はもちろん、たとえ心の片隅にであっても、そのような思いがあってはならないとヤコブは言います。そのようにして「世の友」となることは神に敵対することだからです。

 主イエスは、「人を裁くな」、「まず自分の目から丸太を取り除け。そうすれば…兄弟の目からおが屑を取り除くことができる」と言われました(マタ7章1-5節)。

 「神に近づく」ことは、主の前にへりくだることです。自分の中にある高慢を徹底的に悔い改めることです。そうすれば神ご自身が私たちに近づいてくださり、私たちを高めてくださいます。

 私たちが、気づかないうちに高慢になり、すべてがうまくいっているように見えることがあるかもしれません。しかしやがて神ご自身によって謙遜にさせられるでしょう。打ち砕かれた心こそ、神が喜ばれる心だからです。

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