月刊誌リジョイス 聖書日課 2020年7月 6日(月)

ヘブライ10章 真心から神に近づこう

  

それで、兄弟たち、わたしたちは、イエスの血によって聖所に入れると確信しています。…更に、わたしたちには神の家を支配する偉大な祭司がおられるのですから、心は清められて、良心のとがめはなくなり、体は清い水で洗われています。信頼しきって、真心から神に近づこうではありませんか。(ヘブライ10:19-22)

 主イエス・キリストに結ばれた私たち信仰者は必ず聖所に入れる、そう確信してよいと、聖書は教えています。この聖所は地上の聖所ではなく、主イエス・キリストが神の右に座しておられる神の御国です。神の御国に入ることができると確信してよい。それゆえ、「信頼しきって、真心から神に近づこうではありませんか」と言って、神の御座へと私たちを招きます。

 それは、キリストが十字架につけられ、ただ一度、永遠の贖いを成し遂げてくださったからです。キリストの犠牲のゆえに、私たちが神の御前に立つための新しい道が開かれました。また、そのお方ご自身が大祭司としてすでに天におられます。今やご自身の血によって私たちを清めてくださるお方が神の右に座しておられるのです。

 それゆえ、私たちは罪から離れ、神をたたえて礼拝すること、愛と善き業へと互いに励まし合うことに固く立って、耐え忍びます。そこで求められることは、真心から神に近づくこと、すなわち、真実の悔い改めです。私たちが神の御国に入れられるとは、ただただキリストの十字架の贖いのゆえだからです。

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