月刊誌リジョイス 聖書日課 2020年6月27日(土)

ヘブライ3章 日々励まし合いなさい

  

兄弟たち、あなたがたのうちに、信仰のない悪い心を抱いて、生ける神から離れてしまう者がないように注意しなさい。あなたがたのうちだれ一人、罪に惑わされてかたくなにならないように、「今日」という日のうちに、日々励まし合いなさい。(ヘブライ3:12-13)

 イエス・キリストを信じる信仰の決断は、神の前でわたし自身がしなければなりません。そこに他の人が入ることはできません。しかし同時に、信仰を告白し、神の家族となってからの歩みは、わたし一人の歩みではありません。牧師や教会の方々の祈りがあり、信仰の友の励ましや支えがあります。

 主イエスはペトロに言いました。「わたしはあなたのために、信仰が無くならないように祈った。だから、あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい」(ルカ22章32節)。信仰の歩みには、主イエスの執り成しと人の支えの両方が必要です。

 あなたには、信仰の悩みを聞いてくれる仲間、相談に乗ってくれる先輩や、祈ってくれる友はいるでしょうか。特に若い方々は、自分の教会だけでなく修養会やキャンプなど、いろいろな機会に出会う信仰の友を大切にしてください。若い時の出会いが生涯の信仰の友となることが多いのです。

 信仰の歩みは孤独な戦いではなく、主にある方々と共に励まし合い、祈り合いながら進めていく歩みであることを覚えたいのです。

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