ダビデと彼の兵がツィクラグに戻ると、町は焼け落ち、妻や子どもたちはアマレク人に連れ去られていました。兵士たちが絶望に暮れる中、ダビデは主によって力を奮い起こします。神が「追跡せよ。必ず追いつき、救出できる」と保証されると、ダビデと彼に従う兵6百人は出発します。途中で2百人の落伍者が出てしまいますが、残りの者でアマレク人を攻撃し、家族も奪われた物もすべて奪い返し、さらに家畜の群れを戦利品として奪いました。「兄弟たちよ、…我々を守ってくださったのは主であり、襲って来たあの略奪隊を我々の手に渡されたのは主なのだ。…荷物のそばにとどまっていた者の取り分は、戦いに出て行った者の取り分と同じでなければならない。皆、同じように分け合うのだ。」(サムエル上30:23-24)