月刊誌リジョイス 聖書日課 2020年1月 8日(水)

箴言22章 初めの教育の大切さ

  

若者を歩むべき道の初めに教育せよ。
年老いてもそこからそれることがないであろう。(箴言22:6)

 わたしに子どもが生まれたころ、ソニーの創業者である井深大氏が書かれた『幼稚園では遅すぎる』という本を読んだことがあります。「乳幼児期の子育ての大切さ」や「母親の影響力」などについて述べているものですが、孫が生まれて、改めて0歳から幼児期の子育ての重要さを考えさせられています。国や社会は両親が愛情をもって子育てができる環境を整えなければなりません。

 しかし、制度を整える以上に重要なことがあります。それは「愛」です。「愛がなければ、無に等しい」ということを、身をもって伝えていくことが重要です(1コリ13章1〜3節参照)。そのためには、親自身が、神との豊かな交わりの中で、神が与え育んでくださる愛のうちに子どもと共に生きることが求められています。

 神の愛によって、愛されて育った子どもの魂は、一生涯神の愛に包まれて、心の核の部分には、感謝と喜びと希望をもって歩み続けることができます。さらに親だけではなく、親と共に教会もまた子どもたちの教育に召されています。主の愛をもって、愛し、共に生きてゆきます。

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