月刊誌リジョイス 聖書日課 2020年1月 7日(火)

箴言21章 まことの平和をもたらしてくださる神

  

戦いの日のために馬が備えられるが
救いは主による。(箴言21:31)

 人類はこれまで幾度となく戦いを繰り返してきました。その度に新しい兵器が開発され、今日では、核兵器などの大量破壊兵器が作られ続けて止まるところを知りません。軍備を増強し、その抑止力によって平和を生み出していくと主張する人びともいます。しかし、単純に軍備を拡大することによって世界に平和がもたらされるとはやはり思えません。むしろ、かえって多くの生物や人びとの命が危険にさらされるようになります。

 「戦いのために馬を備える」人間の愚かさに対して、神は確かで真実な平和を用意していてくださいます。それは神の御子イエス・キリストの生涯と十字架の死と復活によってもたらされる平和です。キリストの再臨によって、すべての悪は滅ぼされ、「剣を打ち直して鋤とし、槍を打ち直して鎌とする。国は国に向かって剣を上げず、もはや戦うことを学ばない」時がもたらされるのです(イザヤ2章4節、ミカ4章3節参照)。

 このことを知る私たちは、たとえ小さな者であっても平和を祈り求め、平和の実現のために努めていきます。

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