月刊誌リジョイス 聖書日課 2019年6月23日(日)

ルカ8章26-39節 新しい命をくださる主イエス

「自分の家に帰りなさい。そして、神があなたになさったことをことごとく話して聞かせなさい。」その人は立ち去り、イエスが自分にしてくださったことをことごとく町中に言い広めた。(ルカ8:39)

 ガリラヤの向こう岸にあるゲラサ地方に悪霊に取りつかれた男の人がいました。この人に取りついていたのは、「軍団」という意味の名を持つ、「レギオン」という複数の悪霊でした。この悪霊のゆえに、彼は衣服を身に着けず、家に住まないで墓場を住まいとしていました。

 人にとって、家は、安全、休息、慰め、教育など、多くの意味を持つ場所です。そして、何より家は生きている人が留まるところです。ところが、悪霊に取りつかれた人は墓場に住んでいました。彼は、肉体は生きていましたが、一人の人格としては生きた存在ではなかったのでしょう。

 彼に会うために、主イエスはガリラヤ湖を渡りました。彼に取りついていた悪霊を御言葉によって追い出され、彼を自分の家に帰らせました。彼は主イエスによって新しい命をいただき、まことに生きる存在になりました。

 私たちにも新しい命を与えるため、主イエスはこの世に来てくださいました。この主イエスに心から感謝しましょう。そして、立ち上がって、主が私にしてくださったことをことごとく町中に言い広めましょう。

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