月刊誌リジョイス 聖書日課 2019年6月 4日(火)

ヨシュア2章 主こそ、神であられる

「あなたたちの神、主こそ、上は天、下は地に至るまで神であられるからです。」(ヨシュア2:11)

 エリコの住民である遊女ラハブは、以前からイスラエルについての情報を聞き、その民を困難な荒れ野の中でも導かれた力ある神に思いを馳せていました。ですから、エリコを探りに来たイスラエルの斥候を受け入れたのでした。

 そういうわけで、2章の主人公はエリコに遣わされた二人の斥候ではなく、ラハブです。そして、この章の中心は9〜11節のラハブの言葉にあります。彼女は、イスラエルに味方したほうが得だという単なる打算によって行動したのではありません。イスラエルの神である主への明確な信仰のゆえにそうしたのです。

 11節の終わりに、「あなたたちの神、主こそ、上は天、下は地に至るまで神であられるからです」とあります。ここにラハブの信仰の告白があります。この信仰のゆえに、彼女とその一族は救われ、今日までイスラエルの一員として歩んでいるのです(6章25節)。

 主なる神こそ、全世界を支配しておられる神であられるという信仰告白によって、私たちも信仰の英雄の一人とされます。神が私たち一人ひとりをそのように力づけてくださるのです。

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