月刊誌リジョイス 聖書日課 2019年4月 7日(日)

ヨハネ12章1-8節 ナルドの香油

そのとき、マリアが純粋で非常に高価なナルドの香油を1リトラ持って来て、イエスの足に塗り、自分の髪でその足をぬぐった。家は香油の香りでいっぱいになった。(ヨハネ12:3)

 主イエスが十字架にかかる時が近づいていました。その主イエスの足に、マリアが、当時の一般的な年収に値するほど高価な「ナルドの香油」を塗りました。

 このとき共に食事の席にいたラザロは、マリアの兄弟であり、主イエスによってよみがえらせられた人物でした。マリアは、「死を命へと変えることのできる方」に奉仕をしていたのです。自分の髪の毛を用いて香油を塗るマリアの姿は、主イエスへの真心からの愛を表しています。

 イスカリオテのユダがマリアに批判的な疑問を投げかけます。しかし、主イエスは、マリアの奉仕が「主イエスの葬りの準備」であることを明らかにされました。マリアの奉仕は神の大いなるご計画の進展のために用いられました。

 私たちが主イエスを愛してささげる奉仕もまた、神の大いなるご計画のために用いられます。「死を命へと変えることのできる方」にささげるもので、「もったいない」ものは何もありません。死から命へと変える主イエスの恵みにあずかる者として、主イエスを愛し、今日ささげるべきあなたの「ナルドの香油」は何でしょうか。

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