月刊誌リジョイス 聖書日課 2019年2月26日(火)

ヨハネ10章 主イエスは永遠の命への門

イエスはまた言われた。「はっきり言っておく。わたしは羊の門である。わたしより前に来た者は皆、盗人であり、強盗である。しかし、羊は彼らの言うことを聞かなかった。わたしは門である。わたしを通って入る者は救われる。」(ヨハネ10:7-9)

 中東では、羊の囲いがよく見かけられます。羊が飛び越えないぐらいの高さにまで、石を積み上げて造られた円形の囲いです。その一箇所に、狭い出入口があります。羊飼いは、羊たちが囲いの中に安全に入ったのを確認すると、自ら、その出入口をふさぐような格好で、つまり、門の扉の役割を果たして休みました。良い羊飼いは、囲いを乗り越えて侵入する盗人や強盗、獅子や豹といった野獣と戦いました。自分の身を犠牲にして、羊たちを守ったのです。

 主イエスこそ、私たちにとって、良い羊飼い(11節)にして、羊の囲いの門です。門を通らず囲いを乗り越えて侵入する盗人や強盗は、教会の群れを混乱させ、破壊しようとする偽預言者、反キリストのことです。彼らは、主イエスという羊の門を通らないで私たちに接近して滅びに誘うのです。

 しかし、主イエスは、良い羊飼いとして現れてくださり、自ら永遠の命への門となるために、ゴルゴタの十字架の上でご自分の身を犠牲にしてくださいました。それほどまで、主イエスは私たちを愛しておられます。

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