月刊誌リジョイス 聖書日課 2019年1月 3日(木)

民数記14章 赦しの中にある主の力

今、わが主の力を大いに現してください。…どうか、あなたの大きな慈しみのゆえに、また、エジプトからここに至るまで、この民を赦してこられたように、この民の罪を赦してください。(民数記14:17-19)

 約束の土地を目の前にしながらも、イスラエルの民はその土地の人びとを恐れ、上って行こうとしませんでした。それどころか、彼らは、「エジプトに引き返した方がましだ」と言い出し(3節)、ヨシュアとカレブを石で打ち殺そうとしました。

 まさにそのとき、主が介入なさいました。主の栄光が臨在の幕屋に現れ、主の言葉がモーセに告げられたのです。どこまでも頑なでいつまでも信じないイスラエルの民を、主が撃ち滅ぼす、とモーセに語りました。しかし、モーセは主に訴え、民のために執り成しました。それが本日の御言葉です。

 このモーセの執り成しのゆえに、主はイスラエルの民を赦されました。滅ぼされて当然のイスラエルの罪を、主はそれでも忍耐し、赦すことを通して、主の栄光と力を現されたのです。

 私たちは、その究極の姿をイエス・キリストの十字架に見ます。主イエスは、父なる神に私たちの罪の執り成しをしてくださり、そのために十字架に架かってくださいました。悔い改めと感謝をもって主に従って歩みたいと願います。

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