月刊誌リジョイス 聖書日課 2018年9月21日(金)

ルカ5章 御心による清め

イエスが手を差し伸べてその人に触れ、「よろしい。清くなれ」と言われると、たちまち重い皮膚病は去った。(ルカ5:13)

 律法によれば「重い皮膚病」は宗教的な汚れとみなされ、その人は宿営から離れて1人で暮らさなければなりませんでした(レビ13章46節)。

 そのような病を患った1人の人が主イエスの前にひれ伏し、清めを願い出ました。そしてその人に主イエスは手を差し伸べて彼に触れて、こうおっしゃいました。「よろしい。清くなれ」(13節)。これは「わたしは望む、あなたは清くされよ」という意味です。主イエスは彼が清くされることを望んでくださいました。それは、ただ病がいやされるだけではなく、彼が礼拝を中心とした神の民の交わりの中に戻ることを望まれたということです。病をいやされた後、祭司に体を見せて証明せよと指示されたことからも、そのことがわかります。

 その後、主イエスは人里離れたところで祈られました。何を祈られたのかは聖書には書かれていませんが、いやされたこの人のためにとりなし祈ってくださったと考えることが自然でしょう。そのような主イエスは、私たちが礼拝の場に集うことをも切に願われ、とりなし祈っていてくださいます。感謝しつつ備え、主の御前に出ましょう。

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