月刊誌リジョイス 聖書日課 2018年9月 4日(火)

レビ3-5章 彼らの罪は赦される

祭司は牛の血を取って、臨在の幕屋に携えて入り、指を血に浸し、垂れ幕の前で主の御前に7度血を振りまく。…祭司がこうして罪を贖う儀式を行うと、彼らの罪は赦される。雄牛の残骸は宿営の外に運び出して、…焼却する。これが会衆の贖罪の献げ物である。(レビ4:16-21)

 3章から5章には、和解の献げ物、贖罪の献げ物、賠償の献げ物について記されていますが、同じことの繰り返しのように見えます。しかし、一つ一つの事例について、「彼(ら)の罪は赦される」という言葉に至っていることに思いを向けたいと思います。

 ヘブライ人への手紙13章11節に「罪を贖うための動物の血は、大祭司によって聖所に運び入れられますが、その体は宿営の外で焼かれるからです」とあります。確かにきょうのレビ記の個所にそう書かれています。それを解説してヘブライ人への手紙はこう続けます。「それで、イエスもまた、御自分の血で民を聖なる者とするために、門の外で苦難に遭われたのです」(同12節)。ゴルゴタの丘は都の外にありました。主はそこで血を流されたのでした。

 イザヤ書53章10節には「彼は自らを償いの献げ物とした」とあります。主イエスは私たちのために、御自分をそのように献げてくださったのでした。「祭司が彼のために主の御前で罪を贖う儀式を行うと、責めを負ったすべてのことに赦しが与えられる」(レビ5章26節)。なんと感謝すべき宣言でしょうか。

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