月刊誌リジョイス 聖書日課 2018年2月9日(金)

マルコ15章 神の子の死

百人隊長がイエスの方を向いて、そばに立っていた。そして、イエスがこのように息を引き取られたのを見て、「本当に、この人は神の子だった」と言った。(マルコ15:39)

 過越の犠牲がささげられる3時に、主イエスは十字架の上で叫ばれました。「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」。この十字架において、一点の罪も見逃すことのできない義の神が、徹底的に罪を裁き、悪を呪い、御子を棄てられたのです。

 神の厳しい裁きが主イエスに注がれたとき、天は真っ暗になり、十字架上の主イエスを拒みました。十字架の下では、人びとが主イエスを罵り、十字架から降りて来いとあざけっていました。天からも地からも拒絶され、神から見棄てられ、人びとからあざけられた姿、それが十字架でした。地面から高くつりあげられ、十字架に打たれた釘を支点として、宙ぶらりんの格好で、苦しみのうちに死んでいかれました。

 こうして主イエスは、十字架の上で神から徹底的に裁かれ、呪われ、棄てられて、苦悶のうちに息を引き取られました。これらの出来事をつぶさに見ていた百人隊長は、「本当に、この人は神の子だった」と語りました。

 私たちはこの方をどのように告白するでしょうか。

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