月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年7月19日(火)

歴代上15章 失敗から謙虚に学ぶ

「レビ族の家系の長であるあなたたちは、…主の箱を、…運び上げよ。最初のときにはあなたたちがいなかったので、わたしたちの神、主はわたしたちを打ち砕かれた。わたしたちが法に従って主を求めなかったからである。」(歴代上15:12-13)

 オべド・エドムの家に仮安置されていた神の箱をエルサレムに運ぶために、ダビデは、宮殿を造営し、箱を安置する場所を整えました。最初の試みは神の怒りのために失敗し、不幸な結果となりましたので、神の法に従い、アロンの子らとレビ人をエルサレムに招集しました。

 ダビデは彼らに言いました。「あなたたちは、兄弟たちと共に自らを聖別し、イスラエルの神、主の箱を、わたしが整えた場所に運び上げよ。最初のときには…主はわたしたちを打ち砕かれた。わたしたちが法に従って主を求めなかったからである」と。ダビデは最初の失敗を悔い改め、神の定めを履行しました。

 民は楽器を奏で、声を上げて喜び祝い、レビ人は箱を担ぎ上げました。この時ダビデは亜麻布の上着をまとい、麻のより糸で織ったエフォドを身に付け喜び踊りました。箱がダビデの町に着いたとき、サウルの娘ミカルはこれを見下ろし、喜び踊るダビデを見て心の内でさげすみました。

 神はいつまでも人の過ちを心に留めることはありません。人の目にどのように映ろうとも、神は悔い改めて賛美する者を愛してくださいます。

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