月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年11月13日(金)

使徒14章 教会を建て上げる伝道

到着するとすぐ教会の人々を集めて、神が自分たちと共にいて行われたすべてのことと、異邦人に信仰の門を開いてくださったことを報告した。(使徒14:27)

 パウロとバルナバは、迫害にさらされながらも、ユダヤ人以外の異邦人の地に出向いて、福音を宣べ伝えました。そして、それぞれの地に教会を建て、そこに複数の長老たちを立てました。

 パウロとバルナバは、長老たちを主に委ねて、出発地であるアンティオキアに帰ってきました。そしてすぐに、神が異邦人にも信仰の門を開いてくださったことを報告しました。淡々と語られていることですが、福音の鮮やかな広がりがここに実現していました。

 今日の私たちは、このとき異邦人へと開かれた信仰の門によって、信仰にあずかっています。主イエスが打ち建てられた救いは、他の宗教を信じる異邦の地にも、その隔たりを乗り越えて、その地にいる救いを必要としている人々に届き、信仰者を生み出します。しかもその一連の宣教の業は、信仰者たちの歩みを通して、諸教会が建てられることを通して届けられます。

 伝道して何をするかが、シンプルにここから見えてきます。信徒の群れなる教会を建て、そこに長老を立てる。この地に教会があるのは、神の業が行われた印です。

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