13章で主イエスは、エルサレム神殿の崩壊について預言され、ついに世の終末についての預言をされます。ペトロとヤコブ、ヨハネ、そしてアンデレが終末の徴について質問すると、主イエスはその徴について答えてくださいました。しかし、その終末がいつ来るかについては父なる神だけがご存じであると答えられ、終末は神の固有の権限であることをはっきりと示されました。確かに主の再臨に伴う終末がいつ来るか誰も知りません。多くの偽預言者が現れ、終末について預言しましたが、すべて外れてしまいました。「その日、その時は、だれも知らない。天使たちも子も知らない。父だけがご存じである。気をつけて、目を覚ましていなさい。その時がいつなのか、あなたがたには分からないからである。」(マルコ13:32-33)