月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年9月26日(土)

マルコ8章 主イエスに従う人生

それからイエスは、人の子は必ず多くの苦しみを受け、長老、祭司長、律法学者たちから排斥されて殺され、3日の後に復活することになっている、と弟子たちに教え始められた。それから、群衆を弟子たちと共に呼び寄せて言われた。「わたしの後に従いたい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。」(マルコ8:31,34)

 主イエスは、ペトロの「あなたは、メシアです」(29節)との信仰告白の後、ご自分が十字架で死なれ、復活なさるメシアであることを弟子たちに教えられました。そして、十字架と復活の主イエスの弟子として、主イエスの後にどのように従って行ったらよいのかを続けて教えてくださいました。

 主イエスは、「自分を捨てよ」と言われます。それはどういうことでしょうか。自己否定ですが、自分を否定するのでなく、あくまで、自己中心の罪深い自分を否定するのです。

 さらに主イエスは、「自分の十字架を背負」いなさいと言われます。この当時、死刑囚は、自分が磔にされる十字架を背負って刑場に向かいました。自分の十字架とは、自分にとっての重荷のことです。地上の生活に与えられるさまざまな重荷を負って主イエスに従っていくようにと語られています。大変過酷なように思われるかもしれませんが、実はそうではありません。この主の招きに従って生きるなかで、主イエスの十字架の恵みがどれほど大きな恵みであるかということに気づかされていきます。

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