月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年9月13日(日)

箴言23章 弱い者を贖う神

昔からの地境を移してはならない。
みなしごの畑を侵してはならない。
彼らを贖う神は強く
彼らに代わってあなたと争われるであろう。(箴言23:10-11)

 「みなしごの畑を侵してはならない」とあります。みなしごになった理由は、戦争で両親を失ったのか、飢饉で両親を失ったのか、また、それ以外の理由なのか、それはわかりません。このような「みなしご」は、今日の世界に日常の如くに存在しています。

 「彼らを贖う神は強く」とありますので、強い神が、弱い「みなしご」を保護されます。みなしごとは、誰であれ、本来の保護者である両親を失った者です。その者たちに対して、神ご自身が、わたしが彼らの後ろ盾となる、と名乗り出てくださいます。

 「みなしご」は必ずしも、文字通りの意味だけではないでしょう。15章25節では、神は未亡人の農地も、顧みられるとあります。「みなしご」は、弱い立場にある者、貧しい者、孤独な者、寄る辺なき者のことでもあります。

 贖うとは、ボアズとルツの物語に示されていますように、身元を引き受けることです。この「贖う神」が、私たちの神であり、救い主です。私たちは、「みなしご」の味方でしょうか。それとも、何の関心もないのでしょうか。私たちは、この神を知るゆえに、弱い者を守り支えます。

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