サウル王がペリシテ人の征伐に困難を極めている中、息子ヨナタンは従者と二人だけで敵の先陣を討ちます。これにより、ペリシテ軍が大混乱に陥り、イスラエル軍は攻勢に転じました。ところが、サウルは兵士に、完全に勝利するまで日没前に食べ物を口にすることを禁じ、誓わせていたので、彼らは勝利しながらも、疲労困憊していました。しかし、それを知らなかったヨナタンは蜂蜜を見つけて口にしたとき、目が輝き、元気を回復しました。そして、父の愚かな禁令を非難しました。この日、イスラエルの兵士は飢えに苦しんでいた。サウルが、「日の落ちる前、わたしが敵に報復する前に、食べ物を口にする者は呪われよ」と言って、兵に誓わせていたので、だれも食べ物を口にすることができなかった。(サムエル上14:24)