月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年7月23日(木)

申命記34章 神に忠実な人生

主の僕モーセは、主の命令によってモアブの地で死んだ。主は、モーセをベト・ペオルの近くのモアブの地にある谷に葬られたが、今日に至るまで、だれも彼が葬られた場所を知らない。モーセは死んだとき120歳であったが、目はかすまず、活力もうせてはいなかった。(申命記34:5-7)

 申命記の最終章には、モーセの死が記されています。

 エジプトを出た者たちは、モーセ、カレブ、ヨシュアを除いては、すべて滅びました。しかし、モーセの「目はかすまず、活力もうせてはいなかった」のです。こんなにしっかりしている人がなぜ死ぬのだろうか、と考えてしまいます。

 聖書はそのことについて「主の僕モーセは、主の命令によってモアブの地で死んだ」と記しています。モーセが病気で死んだのか、事故で死んだのかは何も記されていません。

 しかし、彼のその生涯は、弱さの中にあっても死に至るまで神に忠実でありました。かくしゃくとした肉体と精神を持ちながら、生に固執するのではありません。「主の命令」に忠実に従って、何の躊躇もなくこの世を去っていったのです。ここに信仰者の生き様を見ることができるのではないでしょうか。

 私たちも、同じ神を信じ従う民です。神の命令にどのような時にも忠実に従って行くことのできる人生を歩みたいと願

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