月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年7月8日(水)

申命記25章 主が与える地で長く生きる

あなたが全く正確な重りと全く正確な升を使うならば、あなたの神、主が与えられる土地で長く生きることができるが、このようなことをし、不正を行う者をすべて、あなたの神、主はいとわれる。(申命記25:15-16)

 きょうの御言葉を読んだとき、わたしは20数年勤めていた生協(コープ)が世界で最初にできたときの話を思い出しました。19世紀のイギリスで最初の生活協同組合ができる前は、秤や升に不正があり、商品には混ぜ物がされていたと言われます。キリスト教国であるイギリスでそのようなことが行われていたことを非常に残念に思いました。しかし、その中で生協運動が興り、人々は、正しい秤で、混ぜ物のない商品を買えるようになりました。

 日本に目を移すと、生協運動を主導したのは、キリスト者である賀川豊彦でした。どのように社会が神に逆らったとしても、やがてまた神は、キリスト者を用いて、神の言葉に私たちが正しく向き合うように修正してくださいます。

 人と物との関係を見るときにも、神は私たちが公平を持って対処することを、聖霊なる神により、御言葉を通して私たちに教えてくださいます。キリストによって贖われた者として、神の御言葉に従い、長く生きる者とされたいと願います。

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