月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年7月1日(水)

申命記21章 正しいと見なされることを行う

「主よ、あなたが救い出されたあなたの民、イスラエルの罪を贖い、あなたの民、イスラエルのうちに罪なき者の血を流した罪をとどめないでください。」こうして、彼らの血を流した罪は贖われる。あなたは主が正しいと見なされることを行うなら、罪なき者の血を流した罪を取り除くことができる。(申命記21:8-9)

 申命記21章には、五つの異なった問題と、その解決方法が記されています。ここに出てくる、殺人、結婚、相続、親子関係、呪いなどは、現在の世の中にも通じる深刻な問題をはらんでいる事柄ではないでしょうか。これらの問題の多くは、人間の欲望を満足させようとする私たちの内にある罪の問題です。

 殺人の罪に対して、「あなたは主が正しいと見なされることを行うなら、罪なき者の血を流した罪を取り除くことができる」とあります。

 果たして「主が正しいと見なされることを行う」というのはどういうことなのでしょうか。それは主イエス・キリストが、十字架の上で私たちの罪を贖ってくださったことを信じることです。神はキリストの十字架の血によって、私たちが犯してしまった多くの、また重い罪をも、イスラエルの民と同じように取り除いてくださいまいす。

 こうして、私たちも、約束の御国へと導き入れられるのですから、罪ある人間の欲望のままに生きるのではなく、主の十字架の贖いに信頼して歩んで参りましょう。

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