月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年6月20日(土)

使徒11章 妨げてはならない主の働き

「わたしたちに与えてくださったのと同じ賜物を、神が彼らにもお与えになったのなら、わたしのような者が、神がそうなさるのをどうして妨げることができたでしょうか。」この言葉を聞いて人々は静まり、「それでは、神は異邦人をも悔い改めさせ、命を与えてくださったのだ」と言って、神を賛美した。(使徒11:17-18)

 ペトロはエルサレムへ上ると、エルサレムの教会の指導者たちから批判を受けました。「あなたは割礼を受けていない者たちのところへ行き、一緒に食事をした」(3節)と責められました。ペトロは、ユダヤ人でなくても主イエスを信じた者を兄弟姉妹として受け入れました。ペトロは神から受けた幻のことと、聖霊が異邦人にも降ったことを語ってから、こう言いました。「わたしのような者が、神がそうなさるのをどうして妨げることができたでしょうか」。

 私たちは日々、神の働きを妨げることはありませんか。特に、先入観にとらわれて思い込んで、勝手に判断したり、良くない態度を取ることはありませんか。そうすると、私たちは神の愛と憐れみを反映することができず、主の働きを妨げてしまうのです。

 エルサレムの教会の兄弟たちはペトロの話を聞くと、「『それでは、神は異邦人をも悔い改めさせ、命を与えてくださったのだ』と言って、神を賛美した」と記されています。私たちも彼らと同じように主がなさることに従い、主の働きを妨げるのではなく、悔い改めと命の福音へ、さらに多くの人々を招く働きに参加しましょう。

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