月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年5月12日(火)

イザヤ37章 わたしはこの都を守り抜いて救う

「わたしはこの都を守り抜いて救う
わたし自らのために、わが僕ダビデのために。」(イザヤ37:35)

 ヒゼキヤは歴代のユダの王の中で最も善い王でした。「彼はイスラエルの神、主に依り頼んだ。その後ユダのすべての王の中で彼のような王はなく、また彼の前にもなかった」(王下18章5節)。

 彼の治世第14年、ユダがアッシリア軍に占領され、エルサレム陥落の危機にあるとき、ヒゼキヤ王は主なる神に祈り、預言者イザヤに執り成しと託宣を求めます。

 イザヤに与えられた神の言葉は、アッシリア軍の撤退と指揮官の戦死、そしてアッシリア王センナケリブに対する裁きを告げるものでした。預言はこう結ばれています。「わたしはこの都を守り抜いて救う。わたし自らのために、わが僕ダビデのために」。

 主の御使いがアッシリアの陣営に現れて、夜明けまでに18万5千人を撃ちました。預言は成就しました。しかしこれは、ヒゼキヤ王が最も善い王であるがゆえになされたのではありません。主ご自身が真実であられることを示し、かつてダビデ王と結んだ救いの約束(ダビデ契約)を果たされるためでした。

 私たちの思いや行いをはるかに越えて救いの約束を果たされる主に信頼しましょう。

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