月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年5月5日(火)

イザヤ33章 朝ごとに我らの腕となり

主よ、我らを憐れんでください。
我々はあなたを待ち望みます。
朝ごとに、我らの腕となり
苦難のとき、我らの救いとなってください。(イザヤ33:2)

 28章から続いて来たユダ王国の指導者への警告は、この33章で終ります。預言者が続けて語ってきたことは、神によって建てられたはずのユダ王国が苦難を受け破滅するということでした。

 今日に至るまで、地上では幾多の民族が分かれて暮らし、神は、それぞれに剣を持つ者、支配者を立ててその国を治めさせます。しかし、王も民も、やはり罪の中にある者です。それゆえ、国と国とは憎みあい蔑みあいます。大きな国は更に大きくなろうとし、小さな国もまた剣と人間的な知恵をもって自らを守ろうとします。これが世界史の現実です。

 私たちはどこに希望をおくのでしょうか。それは主の正しい裁きです。決してあきらめず、投げやりにも無関心にもならず、希望を持ち続けましょう。主は私たちに正しい掟や法をくださり、善悪の基準を与えてくださいます。今やまことの王イエスは、すでに王座についておられます。悪は必ず裁かれ、私たちの罪も赦されます。

 2節の祈りは私たちの祈りです。「主よ、朝ごとに、我らの腕となり、救いとなってください」。

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