月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年5月4日(月)

イザヤ32章 救い主の到来の日が来る

見よ、正義によって
一人の王が統治し
高官たちは、公平をもって支配する。(イザヤ32:1)

 預言者イザヤは、正義によって統治する一人の王と公平を重んじる高官たちが支配する時が来ると、預言します(1〜8節)。同時に、神に頼らず人間的な策謀に明け暮れているこの世の王と、それに安住する民に対する神の怒りと裁きを告げます(9〜14節)。

 預言者が神の怒りと裁きを告げるとき、私たちがその言葉によって目覚め、立ち帰ることを、神は必ず求めておられます。神はここで、「わが言葉に耳を傾けよ」(9節)と呼びかけられます。

 神の言葉に耳を傾け、天を仰いで忍耐し、正義と公平への渇望を捨てないなら必ず希望があります。正義によって統治する王(1節)が必ず到来し、そのとき「霊が高い天から注がれる」(15節)からです。その日、神の霊は民に平和と正義と安息を与えます。それだけでなく、日々の生活においても真の王は祝福をくださいます。

 その日とはいつでしょうか。それは救い主イエス・キリストが到来する日です。この日を待ち望む者(旧約)、そしてすでに来た救い主を信じる者(新約)は、誰もが救いの幸いを味わいます。

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