月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年4月18日(土)

1ペトロ4章 喜びなさい

愛する人たち、あなたがたを試みるために身にふりかかる火のような試練を、何か思いがけないことが生じたかのように、驚き怪しんではなりません。むしろ、キリストの苦しみにあずかればあずかるほど喜びなさい。それは、キリストの栄光が現れるときにも、喜びに満ちあふれるためです。(1ペトロ4:12-13)

 ペトロは、キリストへの信仰のゆえに苦しんでいる人々に対して、「喜びなさい」と語ります。信仰者ゆえの苦しみは、「キリストの苦しみにあずか」ることだからです。私たちのために苦しんでくださったキリストの苦しみにあずかることで、私たちはますます信仰を生きるようになっていきます。そのゆえにますます「キリストの栄光が現れるときにも、喜びに満ちあふれる」ようになっていくのです。

 ペトロ自身、かつては「キリストの苦しみにあずか」ることができない者でした。十字架の直前に、キリストの目の前で、ペトロは三度もキリストのことを知らないと言ってしまいました。けれども、復活したキリストに出会ったペトロは変えられました。そして最期には、ペトロは自ら進んで殉教の死を遂げるほどの信仰者になります。

 そのペトロが、こう言うのです。「キリストの苦しみにあずかればあずかるほど喜びなさい。それは、キリストの栄光が現れるときにも、喜びに満ちあふれるためです」。それはまさに復活の主との出会いを体験した者としての心からの叫びです。

コントローラ


自動再生されない方はこちらから再生(mp3形式)
Copyright (C) 2015 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.