月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年2月16日(月)

ヨシュア18章 信仰による再出発

「あなたたちは、いつまでためらっているのだ。あなたたちの先祖の神、主が既に与えられた土地を取りに行くだけなのだ。各部族から三人ずつ出しなさい。…嗣業の土地の記録を作り、戻って来てもらおう。そして、彼らにそれを七つに分割させよう。…わたしたちの神、主の前で、わたしはあなたたちのためにくじを引く。」(ヨシュア18:3-6)

 土地の割り当ての過程は複雑でした。すべての土地を征服し、それから、分配に取りかかったわけではなかったのです。

 すでに、ヨルダン川の東側に、ルベン、ガド、マナセの半部族は領土を与えられていました。それから、17章までで見てきたように、ヨルダン川の西側では、ユダが南部に領土を獲得し、エフライムとマナセの半部族が北部に領土を得ていました。そして、残りの七つの部族が、いまだ割り当てを受けず、割り当てるべき土地の征服も完了していませんでした。

 イスラエルの人々の共同体全体は、シロに集まり、主を礼拝して、志を新たにしながら、さらに主のご計画に従って、その土地の征服と分配へと進んでいきます。

 ヨシュアは、ここで三つのことを行っています。まず、信仰による認識の再修正です。彼は目の前にある土地を「あなたたちの先祖の神、主が既に与えられた土地」と呼びます。次に、土地の再調査です。現状の再確認とも言えます(4節)。最後に、くじ引きで主の御心を問います。先立つ主への信仰が、この計画を進めます(5〜10節)。

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