月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年2月10日(火)

ヨシュア17章 きっと…できる

ヨシュアはヨセフの家、すなわちエフライムとマナセに答えた。
「確かにあなたは数も多く、力も強い民となった。…山地は森林だが、開拓してことごとく自分のものにするがよい。カナン人は鉄の戦車を持っていて、強いかもしれないが、きっと追い出すことができよう。」(ヨシュア17:17-18)

 ヨセフの子ら(エフライムとマナセ)は、ヨシュアに新しい割り当て地を求めました。「あなたはなぜ、ただ一つのくじによる嗣業の土地、一つの割り当てしかくださらないのですか。わたしの民は、主に祝福されて、これほど数多くなりました」(14節)。かつて、カレブがヨシュアに割り当て地を求めたときの言葉が思い起こされます。「どうか主があの時約束してくださったこの山地をわたしにください」(14章12節)。どちらも、ヨシュアに「ください」と求めています。

 両者の求めは、似ているようでまったく違っています。ヨセフの子らは、ヨシュアに頼むかのように、「ください」と求めています。カレブは、主の御心を確認するために、主への信頼をたくましくしながらヨシュアに問うているにすぎません。彼が頼むのは、主です(14章6〜12節)。

 ヨセフの子らに対するヨシュアの答えは、主への信頼を力づけ励ますものでした。強く雄々しくあれ。主への信頼を欠くならば、あらゆる判断が微妙にずれてきます。けれども、主に依り頼めば、困難に見える事柄にも「きっと」対処「できる」のです。

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