月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年1月10日(土)

ヘブライ4章 憐れみ深い大祭司

この大祭司は、わたしたちの弱さに同情できない方ではなく、罪を犯されなかったが、あらゆる点において、わたしたちと同様に試練に遭われたのです。だから、憐れみを受け、恵みにあずかって、時宜にかなった助けをいただくために、大胆に恵みの座に近づこうではありませんか。(ヘブライ4:15-16)

 祭司は、私たちと父なる神の間に立って、執り成してくださる務めをもっています。中立的な立場に立って、仲介するのではなく、私たちの側に立って、私たちのために執り成してくださるのです。

 主イエスは、この祭司の中の祭司、大祭司の中の大祭司です。さらに、私たちの罪を贖う完全な献げもの、つまり、ご自分という究極の犠牲を携えつつ、父の御前に立って、私たちのために執り成してくださるお方です。

 「この人は、わたしという大祭司に信頼して、わたしの犠牲に感謝しています。そして、あなたへ祈り、願い、懺悔を届けてくれ、と言っています。だから、父よ、この人の祈りを聞き届けてください。わたしイエスのゆえに、聞きあげてください。」

 主イエスは、今も、私たちのために、父なる神に向かって、このように執り成していてくださいます。ですから、私たちがどのような者であろうとも、私たちの罪が自らの重荷になっていようとも、いつでも、この大祭司に頼って、私たちは、父に近づくことができます。そして、この大祭司のゆえに、どんな祈りも遠慮なく伝えられるのです。

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