月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年1月1日(木)

マルコ1章 神の国を拡げる

ヨハネが捕らえられた後、イエスはガリラヤへ行き、神の福音を宣べ伝えて、「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」と言われた。(マルコ1:14-15)

 今年は戦後70年目に当ります。70年といえば、エレミヤの預言(エレ29章10節、バビロン捕囚からの解放)が思い起こされますが、私たちの国の将来は果たしてどうなることでしょうか。もし真の神への畏れと、心からの悔い改めを欠いたままでいるなら、待ち受けているのは、再び大いなる災いの訪れでしょう。教会にはいっそう宣教の責任と義務が課せられています。

 「悔い改めよ、神の国は近づいた」と、主イエスは、ヨハネ逮捕の危機の中で、新しい時代の到来と希望を人びとに告げられました。永遠に変わることのない御国が存在し、神の義と愛が支配する世界に私たちは招かれ、また現に生かされています。これこそがキリストによる福音です。この福音の宣教と証しを、主は私たちに委ねられました。

 神の国の進展を妨げようとするものは常に世にあり、この戦いを避けて通ることはできません。同時にまた私たち自身の怠惰や罪によって進展を遅らせていることもあります。ですから、まず自ら悔い改め、信仰を吟味し、聖霊の助けと導きを切に祈り求めながら新たな出発をしたいと思います。

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