月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年6月13日(金)

使徒4章 救い主はイエスのみ

「ほかのだれによっても、救いは得られません。わたしたちが救われるべき名は、天下にこの名のほか、人間には与えられていないのです。」(使徒4:12)

 ペトロは、足が全く不自由な人を、復活の主イエスの権威により立ち上がらせます。しかしこれが原因となり、彼は祭司たちに捕らえられ、さらに最高法院での裁判を受けることになります。

 その取り調べの中でペトロは、かつてイエスを十字架刑に定めた民の指導者たちに対して、詩編の言葉を引きながら、人の目には驚くべき神の御業を語ります。神が救い主として定めたのは、十字架の死から復活した主イエスのみであると。

 まことの救い主だからこそ、苦しみを受け、殺され、しかし死者の中から復活する。この証言は、神の言葉に通じているはずの指導者には、全く愚かでつまずきであるだけでなく、憎むべき主張となったのです。「もし、神のキリストで、選ばれた者なら、自分を救ってみろ」(ルカ23章35節、新改訳)。

 のちにペトロはその第一の手紙において、次のように語ります。主は、信じない者からは、見捨てられたつまずきの石、さまたげの岩です。しかし、信じるものには、暗闇から驚くべき光へと入れてくださる方です(2章3〜9節)。

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