月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年5月26日(月)

列王下14章 わが歩みが高慢にならないように

「あなたはエドムを打ち破って思い上がっている。その栄誉に満足して家にとどまっているがよい。なぜ挑発して災いを招き、あなただけでなく、ユダも一緒に倒れるようなことをするのか。」(列王下14:10)

 ユダの王アマツヤは、国を掌握すると、父ヨアシュ王を殺害した家臣たちを打ち殺しましたが、その子どもたちは殺しませんでした。モーセの律法に従ったからです。

 しかし、アマツヤはエドム人1万人を打ち殺してからは自分の力を誇るようになり、北イスラエルに無用な戦いを仕掛けました。イスラエルの王ヨアシュはアマツヤの傲慢さに皮肉を言って対抗し(9、10節)、戦いを挑んできました。ユダは惨敗し、エルサレムの城壁を200メートルも破壊され、神殿や宮殿のすべての金銀や祭具を失いました。

 他方、イスラエルの王ヤロブアム二世は、偶像礼拝の罪を離れないため滅亡寸前になっていました。ところが、主は憐れみ深く、そのヤロブアム二世を用いてイスラエルを回復されます。この14章には主の正しい報いと主の深い憐れみの両方が見られます。

 主はご自分の民を、単一的には取り扱われません。ただ主の憐れみだけを期待して、自分の高慢さに気付かずにいてはなりません。初心忘るべからず、です。主のご支配とご配慮を忘れず、いつも主に栄光を帰そうではありませんか。

コントローラ


自動再生されない方はこちらから再生(mp3形式)
Copyright (C) 2014 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.