月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年5月24日(土)

ヘブライ11章 信仰をもって生きる

信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです。(ヘブライ11:1)

 私たちは、厳しい現実を目の当たりにする時に、しばしば諦めたくなることがあります。しかし、信仰者はそこで諦めてしまうのではなくて、信仰の目をもって見えない事実を見抜き、その困難に立ち向かっていきます。

 先日、ある求道者の方が、このように話されました。「今まで私は辛いことや嫌なことがあると、『神様、どうしてですか』と呟いてばかりいました。でも最近は少し違います。『神様、この苦しみを通して、あなたは私に何かを気づかせようとしておられるのですね。神様、それは何ですか』と祈ることができるようになりました」と。きっとこの方は、「神は決して私をお見捨てにならない」「必ず万事を益としてくださるに違いない」という見えない事実を、信仰の目をもって見抜くことができたのでしょう。

 御子を十字架につけてまで、私たち一人一人を愛し抜いてくださったお方です。そのお方が、みすみす私たちを苦しむままにしておかれるはずがありません。ですから、もう目の前の現実に右往左往するのはやめて、信仰の目をもって事柄を見抜いていきましょう。

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