月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年5月7日(水)

列王下5章 神の与える解決を受け入れる

しかし、彼の家来たちが近づいて来ていさめた。「わが父よ、あの預言者が大変なことをあなたに命じたとしても、あなたはそのとおりなさったにちがいありません。あの預言者は、『身を洗え、そうすれば清くなる』と言っただけではありませんか。」(列王下5:13)

 イスラエルに自分の病を治す預言者がいると聞いたアラムの将軍ナアマンの物語です。はるばる自分のもとに来たナアマンに対するエリシャの対応は、何ともつっけんどんなものです。本人は出て来ず、使いの者によって「ヨルダン川で七度身を洗え」と命じただけでした。

 これはナアマン自身が期待していたこととは全く違っていました。そのために、彼は憤慨してしまいました。「彼が自ら出て来て…皮膚病をいやしてくれるものと思っていた」のに、言葉だけが与えられたことを受け入れることができなかったのです。必死に説得した家来たちがいてくれたことが、彼にとっては幸いでした。このような友がいるとしたら、私たちにとっても幸いなことです。

 ナアマンのこの出来事は、神の言葉への信頼が試された事柄といえます。権威ある宗教家や摩訶不思議な儀式を信じるのではなく、神の言葉に信頼することを教えられます。神が与える解決をまっすぐに受け入れることです。そうすれば神からの解決が本当に与えられるのです。神の言葉にこそ、真の権威があるからです。

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