月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年4月2日(水)

列王上7章 賜物を用いられて

ソロモンは、人を遣わしてティルスからヒラムを連れて来させた。…ヒラムは知恵と洞察力と知識に満ち、青銅にかけてはどんな仕事にも通じていた。彼はソロモン王のもとに来て、ゆだねられたあらゆる仕事をした。(列王上7:13-14)

 主の神殿を建築したソロモン王は、その内部の備品の製作をヒラムという人物にゆだねました。彼の母親はイスラエル人でしたが、父親は外国人でした。しかし、彼は知恵と洞察力と知識に満ち、青銅を用いた仕事に長けていました。おそらくこの人物の選定においてもソロモン王の知恵が生かされたのではないでしょうか。

 王から重大な仕事をゆだねられたヒラムは、それに応えてその能力を発揮し、神殿の備品、祭具を製作しました。青銅の柱(15節)、鋳物の「海」(23節)、青銅製の台車(27節)、青銅の洗盤(38節)、十能、鉢(40節)などを作り、美しく磨き上げました。それらは主の神殿をふさわしく整える上で大切なものでした。

 ヒラムにそのような賜物を与え、用いられたのは主なる神です。神は、それぞれにふさわしい賜物を与え、それを用いられます。私たちにもそれぞれ神から与えられた賜物があります。それがどんな賜物であっても、神のために用いられるように、祈りつつ励んでいきましょう。

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