月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年4月1日(火)

列王上6章 神の救いの歴史の中に

ソロモン王が主の神殿の建築に着手したのは、イスラエル人がエジプトの地を出てから480年目、ソロモンがイスラエルの王になってから4年目のジウの月、すなわち第2の月であった。(列王上6:1)

 王となったソロモンは、王位に就いて4年目に主の神殿の建築に着手しました。その年は、イスラエルの民が神によってエジプトから救い出されてから480年目であったと記されています。この年月は、40年が12回巡ったことになります。12という数字は、聖書においては象徴的な数字です。

 また、この神殿の奥には主の契約の箱を安置するための内陣が設けられました(19節)。この箱はシナイ山でモーセを通して与えられた十戒が刻まれた石の板をおさめたものです。神はこの十戒に象徴されるご自身の律法に、民が従って歩むことを望まれます。そして、ご自分が民と共におられることを約束されるのです(12、13節)。

 このようにソロモンの神殿建築の事業は、主なる神のご自分の民に対する救いの歴史の中にはっきりと位置付けられています。私たちもまた、キリストによって神の民とされています。私たちもこの救いの歴史の中に置かれていることを覚え、その恵みに感謝しましょう。

コントローラ


自動再生されない方はこちらから再生(mp3形式)
Copyright (C) 2014 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.