月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年3月18日(月)

創世記40章 夢に導かれる人生

「我々は夢を見たのだが、それを解き明かしてくれる人がいない」と二人は答えた。ヨセフは、「解き明かしは神がなさることではありませんか。どうかわたしに話してみてください」と言った。(創世記40:8)

 ヨセフの人生は、夢を見、解き明かすことで動かされてきました。だからといって、私たちも人生を夢に託したり、夢で物事を選択できると期待してはいけません。神がヨセフに対しては夢によって語りかけ、それを解く力を与えたということに過ぎません。

 最初の夢は兄弟に関するものでした(37章)。ヨセフはその夢について語っただけにもかかわらず、結果は兄弟の不和に拍車をかけました。

 今日の箇所で、ヨセフは夢に込められた神の意図を探り、自分たちの人生が開かれるように、夢を見た人に働きかけています。やがて、王の夢を解き明かすとき(41章)には、ヨセフは神の計画にどのように応えるべきかその知恵をも身に付けていました。彼の人生は、神の御意志を受け止め、それに応えていくことで開かれていきます。

 神は、私たちにもご自分の意志を表してくださっています。それは聖書の言葉です。聖書の言葉に心を向け、その示すところに応えていくことこそ、私たちの人生を開く道です。

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